お食い初めはいつ、どこで行うのがいい?儀式や作法についても紹介!
初めてのお子様のお食い初めが近付いているけれど、具体的にいつやればいいのか、子どもの衣装も親の服装もよくわからない、儀式のやり方も不安など、わからないことも多いのではないでしょうか。子育てに大忙しのパパママにとって、お食い初めにとって調査する時間がなかなか取れないかもしれません。そこで、今回はお食い初めの作法や服装の情報をまとめてご紹介します。お食い初めはお子様にとって大切なお祝いの日。事前の準備をバッチリ行い、ご家族で過ごす楽しい1日にしてください。
目次
お食い初めはいつ、どこで行うのが良い?
そもそもお食い初めはいつ行うものなのでしょうか。お祝いの儀式や写真撮影をする場所も、どうしたらいいのか迷ってしまうかもしれません。赤ちゃん連れのお出かけや写真撮影は大変なこと。プランによっては料理や衣装など、予約が必要なものもあります。何をすればいいのか把握したうえで、事前にきちんとスケジュールを立てておくことが大切です。ここでは、お食い初めの実施時期や、赤ちゃんの衣装、両親の服装など準備すべきもの、儀式や食事の場所について解説します。
お食い初めはいつ行うのか?
お食い初めを行う日について、もっともよく言われているのが生まれてから100日目です。お食い初めは別名「100日祝い」ともいうことから、基本的に生まれてから100日を祝う行事という認識でよいでしょう。
地域によっては、生まれてから100日目ではなく110日や120日でお食い初めを行うこともあります。特に、生まれてから120日を過ぎてから行うことを「食い延ばし」といって長生きを祈願することもあるようです。
近年は、生まれてから100日や110日、120日といった伝統的な日程ではなく、家族の都合がよく天気のいい吉日を選ぶご家庭が増えています。無理に「なんとしても生まれてから100日目にやらなくては!」と必死になることはありません。みんなの都合がいい日にやるほうが楽しいですし、赤ちゃんも家族が揃っていて嬉しいと感じるでしょう。
結論としては、お食い初めは赤ちゃんが生まれてから100日ごろの、家族が集まれるときや天気がいいときを選んで行いましょう。家族が納得して「この日がお食い初め」と決めた日が、その赤ちゃんにとってのお祝いの日なのです。
スケジュールが決まったら、購入すべきものを間に合うように手配しましょう。服装やお料理など、いくつか事前に準備が必要なものがあります。お料理の内容や儀式で使うものについては後述します。
特に忘れてはならないのは衣装です。パパママの服装はフォーマルなスーツやワンピースでOK。母乳育児中のママは、授乳口のあるワンピースが便利です。赤ちゃんのお世話もあるので、ある程度動きやすい服装にしておくとよいでしょう。
大人よりも大変なのが、赤ちゃんの衣装。赤ちゃんがお祝い事で着る衣装は量販店で急いで買うのは難しいでしょう。それに、せっかくなら納得の衣装を選んであげたいですよね。
tsukihana-つきはな-には、赤ちゃんのための袴が揃っています。時間に余裕があるうちに、衣装選びを楽しんでください。男の子はもちろん、女の子の袴も揃っています。
お食い初めはいつ、どこで行うか
お食い初めは、赤ちゃんがしっかりと起きていられる時間帯にやる必要があります。赤ちゃんの生活リズムは一人ひとり異なるので、それぞれの赤ちゃんに合わせるべきなのですが、基本は午前の授乳後、大人にとっては少し早めの昼食時にやるのがおすすめです。赤ちゃんが疲れてくる午後や、お風呂や睡眠の時間に影響してくる夕方以降は避けましょう。
次に決めるべきはお食い初めを行う場所です。お食い初めの場所は、自宅もしくはレストラン・料亭のどちらかが主流です。それぞれのメリット、デメリットを下記でご紹介します。
自宅
赤ちゃんが慣れ親しんだ環境ですので、落ち着いて行うことができます。グズったときにあやすベッドメリーなど大型のおもちゃや吐き戻し時に必要なシャワー、着替えなど、すべてが揃っているという安心感もあります。
デメリットは、お祝いの料理を準備するのに手間がかかるということ。儀式のための料理のほか、大人用のお食事も準備が必要です。
今では通販で冷凍の料理を注文したり、仕出屋さんに頼んだりする方法もありますので、前もって調べておくと良いでしょう。
または、赤ちゃん用のお祝い膳のみ用意をして、大人は通常のご飯でも全然大丈夫!大人の皆さんは余裕を持って全力で赤ちゃんのお祝いを楽しんで欲しいところです♪
せっかくなので、お祝いのためのテーブルセッティングを色々と用意して、素敵な演出を楽しむのもオススメです。
レストラン・料亭
お食い初めに対応しているレストランや料亭なら、大人の料理のほか儀式に使う赤ちゃんの料理も完璧に用意してくれます。
個室の予約は必須ですが、お食い初めであればほとんどの料亭が個室にしてくれるはずです。祝い箸や歯固めの石もセットになっているお店も多いので、服装以外のほとんどの準備をお店に任せられます。ただし、予約が埋まってしまうことも想定して、早めに予約しておくことをおすすめいたします。
デメリットは、やはり赤ちゃんを連れてのお出かけですので、おむつやミルク、衣装といつもの過ごしやすい服など両方を準備する必要があるため、普段に比べて荷物が多くなりがちです。また、周囲にほかのお客さんがいる環境ですので、気遣いが必要です。赤ちゃんが泣いたときに備え、おもちゃやおしゃぶりも持っていきましょう。
お食い初めをいつ行うか決めたら、当日の儀式についても知ろう!
お食い初めでは、衣装を着た赤ちゃんを囲んで楽しく過ごすのが一番ではありますが、「儀式」を滞りなくやってあげることも大切です。地域によって異なる場合もありますが、ここでは基本的なお食い初めの儀式のやり方をご紹介します。また、儀式の要となるのが「歯固め」です。お食い初めは別名「歯固め」といわれることがあるほど、歯固めの儀式は重要です。そこで、歯固めの意味や石の入手方法、歯固めの儀式のやり方についても詳しく解説します。
お食い初めの儀式の流れ
お食い初めでは、赤ちゃんのために料理が用意されています。もちろん、赤ちゃんはまだ直接食べることができませんので、食べさせる真似をするのがお食い初めの儀式です。この儀式には、赤ちゃんが生涯食べるのに困らないで生きていけるようにという願いが込められているのです。料亭や通販のお食い初め料理は大人がおいしく食べられるよう味付けされていますので、儀式のあとは大人がおいしく食べてください。
赤ちゃんを膝に乗せて食べさせる真似を行うのは、かつてはその場にいる大人の中で最年長の人とされていました。しかし近年では、パパやママが行うことも多くなっています。伝統にこだわる必要はありませんので、ご家族で話し合ったうえで担当者を決めてみてください。赤ちゃんの居場所も膝の上にこだわらず、いつも愛用しているバウンサーがあればそれでもよいでしょう。
赤ちゃんのための料理は、基本は下記の3品です。
- ごはん
- お吸い物
- 魚(尾頭付きの鯛)
これらを、祝い箸を使い下記の順番で赤ちゃんの口元に運びます。
ごはん→お吸い物→ごはん→魚→ごはん→吸い物
上を3回繰り返したら、最後に歯固めの儀式を行います。歯固めのやり方については後の項目にて詳しく解説しますのでそちらをご覧ください。
地域によっては、上記の3品に加えて煮物や香の物(漬物や酢の物)を並べることもあります。その場合少々やり方が異なり、下記の順番になります。
ごはん→お吸い物→ごはん→魚→ごはん→お吸い物→ごはん→煮物→ごはん→お吸い物→ごはん→酢の物→ごはん→お吸い物→ごはん→歯固め→ごはん→お吸い物→ごはん
お住まいもしくは儀式を実施する地域の風習にあわせるとよいでしょう。事前に、ご両親や料亭の方に聞いておいてください。儀式中、赤ちゃんは袴などの衣装を着ていますので、写真撮影のチャンスです。参加しているご家族全員で、写真撮影をお楽しみください。人手がなければ、スマートフォンをホルダーに固定して動画を撮るのもおすすめです。
お食い初めの最後は歯固め
歯固めの儀式は、赤ちゃんに丈夫な歯が生えてくるよう祈願するものです。儀式に使うのは石。大きなものではなく、手に握ると隠れるくらいの小石で、あまり角のないつるんとしたものがよいでしょう。石の色は、黒や白がよいとされています。
石の入手方法は、下記の中からご家庭の事情に合うものを選んでください。
- 地域の氏神様である神社から借りる
- 通販で祈祷済みの石を購入する
- 通販でお食い初め料理とセットになっているものを購入する
- 料亭で用意されているものを使う
地域の氏神様とは、ご自宅のある地域を守ってくださっている神様が住む神社です。わからなければ、地域に長く住んでいる方に聞くか、各地の神社庁に電話で問い合わせてみてください。神社庁の連絡先は、神社本庁のホームページから調べられます。
神社から石を借りる場合は、境内に行って手頃な石を拾います。お参りもお忘れなく。儀式に使った石は、後日返しに行ってください。
通販で石を購入することもできます。石単品、もしくは冷凍のお食い初め料理セットについていることがあります。神社に行く時間がない場合、購入を検討するのもいいかもしれません。料亭で儀式を行う場合、石も一緒に並べてくれるところもあります。お店に問い合わせてみてください。
では、歯固めのやり方をご紹介します。先にご紹介した料理を順番に赤ちゃんの口元に運ぶ儀式のあと、もしくは最中に行います。箸の先に歯固めの石をちょんとあて、その箸を赤ちゃんの歯茎にあてます。箸が口の奥に入らないよう、また強くなりすぎないよう慎重に。かつては、石そのものを赤ちゃんの歯茎にあてていましたが、ケガや誤飲を防ぐために今はほとんど箸をあてる方法になっています。願いを込めて、かわいい歯茎に箸でやさしく触れてください。
お食い初めで我が子がいつまでも食べるのに困らないよう祈願しよう
お食い初めは、生まれてから100日ごろに行う赤ちゃんのためのお祝いです。いつまでも食べるのに困らず、丈夫な歯が生えてくるよう願いを込めて行いましょう。この日は、思い出の写真を撮影するチャンスでもあります。大人はフォーマルな服装、そして赤ちゃんは袴などの衣装でおしゃれにきめて撮影してみてください。tsukihana-つきはな-の袴は、本格的な見た目ながら着せやすい工夫がいっぱい施されています。お祝いの日の衣装に、ぜひご検討ください。
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